高橋倫子の楽しいこと工房


ようこそ「楽しいこと工房」へ !!

楽しいこと工房の高橋倫子(たかはしともこ)です。
これまでに、フルート、横笛、カリンバ などで音楽を楽しんだり、絵童話や読み物を書いたりしてきましたが、現在は主にライアー(竪琴)の演奏を楽しんでいます。

ライアーとの出合い(最終更新日 2024年2月25日)
 私がライアーを初めて手にしたのは2021年3月20日、当時48歳の時のことです。インターネットのフリーマーケットサイトで購入した、中古のコロイ製大型ソプラノ35弦がやってきました。
 実は、子どもの頃に見た学習図鑑に掲載されていたフルートの美しさに憧れ、高校2年生の時についに吹奏楽部でフルートを手にし、高校卒業後も34歳で結婚するまでの約15年間、音楽教室でフルートを習っていました。当たり前のように、結婚後もフルートを続けるつもりだったのですが、住宅環境による音エチケット問題が立ちはだかりました。練習室を借りてみたり、フルートよりも小さな音で楽しめそうな横笛を吹いたりしていましたが、私にはうまく解決できませんでした。
 そうこうしているうちに思い付いたんです。環境が変えられないのなら、楽器を変えてみればいいんじゃないかと。
 直後に出合ったのはカリンバです。夜中でも楽しめる程の小さな音で、夢中になって練習しました。カリンバには様々な種類があり、クロマチックのものだと複雑な演奏も楽しめ、私には魅力的な楽器でした。ところが、思わぬ問題にぶつかります。爪の長さ問題です。カリンバは少し爪の長さがあった方が演奏しやすい楽器なのですが、私のメインの仕事は食品関係なので、爪の長さをカリンバ用に保っておくことは難しいのです。
 悩んで探して、ようやく「これだ」とたどり着いたのがライアーでした。
 ライアーを知ったのはインターネットです。「楽器」という言葉にプラスして、「小さい音」「静か」「クロマチック」のような言葉で検索したように記憶しています。で、ライアーという楽器を知ったのですが、見た目がよく似た小型ハープとどう違うんだろうということをしばらく勉強しました。で、音量のこと、半音が容易ということ、ライアーと同じくらいの大きさの小型ハープと比べると少し音域が広いということから、ライアーにしようと決めたのです。
 ところが、ライアーってお値段がとっても高いんです。求めやすいランクのものでも小型ハープの3~4倍はする高さ。やっぱりライアーを手に入れるのは無理なのかなと、初めはライアーハープという名前で販売されている、ライアーもどきの安価なもの(1万円しないぐらいのもの)を購入して遊んでいました。
 そんなある日、「もしかしたらこんなところに出品されてるんじゃないかな」と覗いたフリーマーケットサイトで、状態が良くて求めやすい価格の、運命のライアーに出合ってしまいました。それが現在の私の相棒、コロイの大型ソプラノ35弦です。
 現在もライアー取扱店の中古情報やフリーマーケットサイトをチェックすることがありますが、今の相棒以上にピンとくる楽器に出合っていません。多分、出合うべくして出合えた楽器です。
 私とライアーとの出合いは、そのようなことからだったので、ライアーがルドルフ・シュタイナーの思想に基づいて誕生した楽器だということを知ったのはその後のことでした。

↑ PAGE TOP

inserted by FC2 system